1.蕎麦屋を梯子。
おしゃれな店構えにひかれて入ったそば処 瀧乃家の後に、今度は地味な店構えで何となくひかれた、『大はし』へ。どんだけ蕎麦好きなんだと自分でも突っ込みを入れたくなる…。
こちらの店主、二八蕎麦の蕎麦教室をやっているらしい。ふむ。瀧乃家で胃袋は満たされているが。ここは期待できるな。早速行ってみるとする。
2.そば屋『大はし』について
目白駅から歩いて5分ほどのところにあるそば屋『大はし』。目白駅を降り、目白通りを下落合3丁目方面へ進む。信号下落合3丁目を過ぎ、左手にそば屋『大はし』 が見えてきて、 第二正明ビルにある。
おしゃれな店構えのそば処 瀧乃家の後だからか、地味な店構えに感じる。老舗というより、まだ若そうだ。この辺りはお蕎麦屋さんが数件あるから、ちょっとした激戦区なのかもしれない。
ではお店の中に入ってみる。店内はこぢんまりとしていて落ち着いた雰囲気。とても綺麗。女性客にも人気が高そうだと思ったら、やはりいた、マダム。全部で席数20席。4名掛けテーブル、2名掛けテーブルそれぞれ2つ。あとお座敷もある。入店時は割と高齢のお客さんが多く、ゆっくりできそうだ。
『大はし』の店員の接客態度には好感が持てた。女将さん含め、スタッフの方々も一般的なお蕎麦屋さんよりワンランク上と思われる接客。マニュアル通りでなく、お客様にお蕎麦&お酒を楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってくる。
そして、お酒&おつまみメニューも豊富でお魚料理にもこだわっているという。お酒に詳しくなくてもお店の人が合うお酒や好みに応じて説明してくれる。酒飲みにはたまらんだろう。夜に来店してお酒&一品料理も味わってみたい。
そば屋『大はし』営業時間は、11時半~14時と18時~21時。水曜日、第2・4火曜日はお昼が休み、月、火、水曜日の夜の営業が休みとなっている。
3.そば屋『大はし』のお蕎麦は
席に座り、早速せいろを注文。すぐに出てきた。蕎麦湯も同時にやってきた。盛り付けられたお蕎麦はみずみずしくうるおっている。
見た目はいい感じの細めんで食べてみると、シャキッとした感じでよく冷えてておいしい。二八蕎麦のようだ。ほどよい弾力で、風味もきちんとやってくる。つけつゆは濃い口で甘い。この味は好き嫌いが分かれるところだろう。
既にお腹が満たされていた状態からせいろを食べたけど、これは美味しかった。価格はせいろで800円。チェーン店や立ち食い店のように安くはないが、満足度が高いのでコスパよしといったところだ。一品料理やお酒のメニューも充実しているので、仕事後に立ち寄って一杯ひっかけるのもいいかもしれない。
せいろを堪能した後そば湯で締めくくる。そば湯は、最後の方にとろみを感じるすっきりとした後味であった。そば湯もしっかり頂いた方が体にいい。
ゆで汁には様々な栄養成分が溶出しているという。その一つに食物繊維が挙げられる。水溶性食物繊維のそば(乾麺)100gあたりの含有量は1.6g。ゆで麺100gあたりで0.5g。ゆで汁に溶け出してしまうため減ってしまうが、そば湯をいただけばよい。腸内環境も気になるオヤジはそば湯もしっかりと頂く。
全国ひとりそばふりーくのみんなも、おなかから腸から健康にお蕎麦で賢く食物繊維を摂取しよう!
4.そば屋『大はし』の個人的なまとめ
目白駅から徒歩5分ほどのところにある、そば屋『大はし』。老舗な感じではなく、比較的歴史は浅い綺麗でこぢんまりとしたお店。
注文したせいろはすぐにきて、見た目もよく、既にお腹が満たされているにもかかわらず平らげて美味しかった。せいろは800円で味とコスパもバランスが取れていると思う。
また女将を含めたスタッフの接客もよく、お酒の説明もしてくれる。マニュアル通りでない丁寧な説明で接客態度にも好感がもてた。
店内も落ち着いた感じで、おばあさんや先生と呼ばれる高齢の方が多く、なんとなくゆっくりできた。
次回も時間が合えば来て、他のメニューも試してみたいお店。