1. 打ち合わせ前に、腹ごしらえしておこうかとさっと入ったなかなかいいお店
時間があるので、蕎麦でも食べるかと、食べログで調べてみると、3.5以上の妙に評価の高いお店を発見。その名もそば屋『みのがさ』。
調べてみると、そば屋『みのがさ』は秋葉原駅周辺に3店舗あり、秋葉原では人気のおそば屋さんらしい。
それにしても、このあたりには、他にもお蕎麦屋さんは数件ある。秋葉原は、ちょっとしたおそば屋さんの激戦区か?
寒い中、早速向かった。
2.そば屋『みのがさ』について
JR秋葉原駅昭和通り口から、歩いて3分。首都高1号上野線の高架をくぐったところ、昭和通りに面するそば屋『みのがさ』。大きな通り沿いにあり、場所は分かりやすい。おっと、小道を挟んで3軒隣には、『富士そば』…
そば屋『みのがさ』の外観は、どちらかというと庶民的な、こぢんまりとした感じでオヤジ一人でも「ふらっ」と立ち入りやすそう。真っ赤な看板に白抜きで『生蕎麦』の文字。さらに、暖簾にも『信州戸隠生蕎麦』。こだわってそう。
ちょっと期待に胸をふくらませつつ、寒いのですぐにお店の中へ。
店内は椅子席が7席、厨房前の立ち食いカウンターに3名ぐらいといったところだろうか。一瞬、富士そばっぽい雰囲気と思ったが…厨房では感じのいい、おふくろさん的な感じの女性が一人で切り盛りしている。
そば屋『みのがさ』は、なんと朝の6:00から営業している。ビシっと締めたい早朝からの重要仕事前でも、疲れた徹夜明けでも、お蕎麦をすすられる贅沢。お蕎麦は、さっと食べられて、胃に優しい。
アキバでは、早朝からやっているお店は結構あるので、食べるには不便は感じないが。やっぱりお蕎麦があると嬉しいもの。改めて、そば屋『みのがさ』の営業時間は、月~金は6:00~19:00。土日祝は6:00~15:00。定休日はなく、年中無休で営業されているとのこと。
3.そば屋『みのがさ』のお蕎麦は
そば屋『みのがさ』店内の入り口に、券売機。食券を購入してから、注文するスタイル。早速、券売機で食券を購入し、おふくろさん的お母さんへ渡す。お母さん一人で回しているお店に、お客さんは自分一人だったので、恐縮しながらざるそばを頼んでみた。
席で待っている間、店内を見ていると、そば粉にもこだわりがあるらしいことがわかった。信州は、長野県戸隠の蕎麦のようだ。年間30トンしか生産されないという、プレミアムな蕎麦粉を使っているらしく、「製品証明書」までしっかりと掲示してある。そんなこだわりのソバ粉を、蕎麦打ち歴45年の職人が打っていると言う。
ふむふむ。なんて感心していると、来た来た。お蕎麦が到着。見た目は白っぽくて細めのソバ麺。切り口も綺麗に揃っていて、実に美しい。さっそくすすってみると…。
やさしい口当たりなのに、しっかりとした食べごたえもある。細麺なのにコシも十分。だけど、荒っぽくもなく、品も感じさせるお蕎麦。
入った感じ、失敗したかな?富士そばっぽい雰囲気だったので、つなぎタップリのお蕎麦でも出てくるかなと思っていたら、珍しくおいしい。つゆはさっぱりめで、お蕎麦をあっという間に平らげてしまった。
全席カウンターの立ち蕎麦のため、やや落ち着かないが、忙しい秋葉原であれば、ささっと食べて、GO!!なんだろう。期待値が低かっただけに、非常においしく感じたお蕎麦だった。また行ってみたいお店。
立ち食いそば屋でも、蕎麦湯が置いてあれば、しっかりといただきたい。無論、体のためを思って。
おそばに含まれるルチン、別名ビタミンP。高血圧や動脈硬化予防に効果があると言われているが。一方で、水に溶けやすいともされている。つまり、お蕎麦の場合は、ゆで汁に溶け出しているとのこと。ゆで汁まで飲めば、ゆで汁が無駄にもならず、体にもいい。まさに一石二鳥!
健康診断の数値的な部分を気にするお年頃。ちょっと悲しくなってくるが…。全国ひとりそばふりーくのみんなも、蕎麦湯を飲んで、美味しく元気に。
4.そば屋『みのがさ』の個人的なまとめ
JR秋葉原駅昭和通り口から、歩いて3分。入って、富士そばっぽい雰囲気に一瞬、失敗したかなと思ったが、美味しい。
店内には椅子はあるものの、「サッ」と立ち食いで食べるスタイル。雰囲気はやや落ち着かないが、忙しい秋葉原であれば、ささっと食べて、GO!!なんだろう。おやじ独りでゆっくりとくつろぐという訳にはいかなさそうである。だが、オヤジ一人でも入りやすく、早くておいしい雰囲気は◎。
長野県戸隠産プレミアム蕎麦粉使用というこだわりで、食べログ3.5以上の高評価に納得。期待値が低かっただけに、非常においしく感じたお蕎麦だった。高くて、旨くないお店よりは、また行ってみたいお店。