年齢が上がるにつれて、重くなっていくのは責任だけじゃない。体重だって、、、むしろ体重ばかりが重くなっていたり。。。泣
さて、そんな自然の摂理?に抗おうと日々、おそばを食べている人もいるかもしれない。その時食べるのは温かいお蕎麦?それとも冷たいお蕎麦?
もし、あなたがお蕎麦をダイエット目的で食べている、もしくは温かくても冷たくてもいいけど、どうせなら痩せたいなぁと考えているのであれば、冷たいお蕎麦をおすすめしたい。
1.冷たいお蕎麦がダイエットに向いている理由
ダイエットというと、体を温めて新陳代謝を良くして脂肪を燃焼させて・・・というイメージから、温かい食品を食べた方がいいと思うかもしれない。基本的にはその考えでいいが、糖質においては必ずしもそうではないと言う。
食事により摂取された糖質は、分解されるとでんぷんになる。でんぷんはエネルギーになりやすい物質。だから幼い頃は、でんぷんが多く含まれるご飯を朝しっかり食べて元気良く過ごそう!なんて言われたもの。
成長期はそれで良いとして、明らかに運動不足のオヤジがこれをやってしまうと、発生したエネルギーを使い切れずに、どんどん体に溜まっていく。そしてメタボ、肥満に。。。
しかし、同じでんぷんでも、エネルギーになりにくいでんぷんがある。それを「レジスタントスターチ」という。直訳すると、「難消化性でんぷん」「耐性でんぷん」。
食品中のでんぷんのうち、2〜10%がレジスタントスターチに変化すると言われる。2〜10%の幅は調理法などによって異なる。ダイエットしたいのであれば、当然10%に近い方がよい。
より高い割合でレジスタントスターチを発生させる方法のひとつが、「一度温めて冷やす」こと。でんぷんが含まれる食品は、温めることで糊化する。そして一旦糊化したものを冷やす過程で、一部がレジスタントスターチに変化すると言われている。
つまり、一度茹でた上で冷やして食べる冷たいお蕎麦は、レジスタントスターチの含有率が高い。だからもし、ダイエット中におそばを食べるのであれば、冷たいお蕎麦を選ぶのがよいだろう。
2.レジスタントスターチは、カロリー半分
レジスタントスターチがダイエットに向いている理由は他にもある。それは、カロリーが半分になること。通常、でんぷんは1gあたり4kcalが発生するとされている。しかし、レジスタントスターチは、半分の2kcalになると言う。
カロリーが半分になるのは、レジスタントスターチが消化されにくく、小腸で吸収されにくい作用を持っているため。ただでさえカロリーが低いと言われる食品のお蕎麦。冷たくしてレジスタントスターチを増やすと、一層摂取カロリーを抑えられる。
まとめ
冷たいお蕎麦は温かいお蕎麦に比べて、レジスタントスターチ含有率が高い。 レジスタントスターチは難消化性でんぷんのことで、エネルギーとして蓄えられにくく、カロリーも低い。そのため、ダイエットに向いている。冷たいお蕎麦で美味しく、より効果的にダイエットしたい。