お蕎麦豆知識

お蕎麦に含まれるレジスタントプロテインはメタボ解消の救世主

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何かと気になるお腹周り。「メタボ」という言葉もすっかり定着して、いつの間にか、メタボな自分まで当たり前になってしまっていないだろうか。そこでメタボ解消に、お蕎麦をおすすめしたい。

なぜなら、お蕎麦に含まれるレジスタントプロテインには、メタボを解消させる秘密があるから。サクッとお蕎麦を食べて、ビシッとスーツを決めよう。

1.レジスタントプロテインとは

レジスタントプロテインとは、食物繊維のような働きを持つタンパク質のこと。食物繊維のように消化、吸収されにいという特徴を持つ。

普通のプロテイン、つまりタンパク質というと、消化酵素によって分解される。そしてアミノ酸として腸から吸収されていく。しかしレジスタントプロテインは、消化酵素の影響を受けにくい。そのため、あまり消化吸収されない。

一方で、普通の食物繊維は炭水化物であることが多い。お蕎麦に含まれるレジスタントプロテインは、タンパク質でありながら、食物繊維の特性を持つという非常に珍しい物質と言える。

レジスタントプロテインが多く含まれる食品は、おそば、大豆、酒粕など。毎日の食事の中で自然かつ、それなりの量を摂取するには、お蕎麦が最も手軽と言える。

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2.レジスタントプロテインはコレステロール値を下げる

お蕎麦に含まれるレジスタントプロテインは、中性コレステロールを絡め取り、便と一緒に体外に排出する作用があると考えられている。そのため、総コレステロール値も下がるという。つまり、メタボリックシンドローム解消にも寄与する。

さらに食物繊維を摂取していると、動脈硬化や高血圧、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病など、生活習慣病に罹りにくいことが、疫学調査で判明していることから、お蕎麦に含まれるレジスタントスターチにも同様の作用が期待できる。

3.レジスタントプロテインは他食品の脂質の吸収も抑える

レジスタントプロテインのすごいところは、一緒に食べた他の食品の脂質や糖質の吸収も穏やかにすることにある。メタボ解消には、お蕎麦だけで済ましておきたいが、やはりたまには天ぷらや丼モノだって食べたい。そんな時は、レジスタントスターチの働きを思い出しておそばと一緒に美味しくいただこう。ただし、ほどほどに。

4.レジスタントプロテインの摂取について気をつけた方がいい人

今の所、レジスタントプロテインを摂りすぎることによる疾患などは確認されていないよう。しかし、レジスタントプロテインは消化吸収されにくい成分のため、体質や体調によっては便秘や下痢を起こすこともある。

また、脂質や糖質と一緒に、体に必要な栄養素まで絡め取って排出してしまうこともあるので、毎日大量にレジスタントプロテインばかりを摂取するのは控えた方がいいだろう。何事もほどほど、バランスが大事。これからレジスタントプロテインの摂取を始める人は、体調を考慮しながら、徐々に増やしていくことをおすすめする。

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まとめ

お蕎麦に含まれるレジスタントプロテインは、食物繊維のような働きを持ったタンパク質。レジスタントプロテインそのものが消化吸収されにくいだけでなく、一緒に食べた食品の脂質や糖質の吸収も穏やかにする。

そのためコレステロール値が下がる、血糖値の急激な上昇を抑えるといった働きが期待できる。無理しないメタボ解消に、毎日の食事に取り入れたい。

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