1.東京タワーは昭和のロマン
港区麻布台近くで打ち合わせ。ちょうどお昼に打ち合わせが終わり、もしかしたらと思って、足を延ばしてみると!年末から狙っていた、常に閉まっていた御蕎麦屋さんがついに!
近くに見える東京タワーはまだまだ健在!すでに歴史的建造物となった東京タワーにぴったりな、昔ながらの御蕎麦屋さんで楽しみにしていたので、さっそく入ってきました!
2.『麻布台 薮そば』について
さてさて、外苑東通りにある飯倉片町交差点からすぐのところにある『麻布台 薮そば』。六本木駅からは、歩いて10分ほどといったところか。
昔ながらの街の御蕎麦屋さんという雰囲気で、どうしてもテンションがあがる。お店の前にガチャガチャと物を置くこともなく、一見ディスプレイかと思われるケースには金の屏風。高級感の演出?しかし庶民派っぽい。麻布台という土地柄、敷居が高そうに感じるが、『麻布台 薮そば』に関しては必要以上に肩肘張らなくてもよさそう。
早速店内に入るべく、引き戸に手を掛け・・・スー、カタン。自動ドア!まさかの自動ドア!いきなり期待を裏切られながら?店内へ。とまぁ、お店も大混雑で、お母さんも大忙し。年齢層は高め。つかの間のランチタイムを楽しむソバ好きオヤジであふれていたが、外国の方もたくさん。
さて、内装はちょっと昔ながらの部分がありながら、大衆向けのお蕎麦屋ぽく、席と席の間に余裕はあまりない。4人掛けの屋根があるテーブル席が4卓、相席用のテーブルは8人掛け。回転はなかなかよさそう。4人掛けのテーブル席では、サラリーマンがお昼を楽しんでいる。無駄な装飾もなく、『新そば』や『エビスビールあります』の暖簾がかかるだけ。
『麻布台 薮そば』の営業時間は11時~21時。忙しいサラリーマンにとって通し営業のお蕎麦屋さんは貴重な存在。定休日は日曜日。
3. 『麻布台 薮そば』のお蕎麦は
メニューは、昔ながらのソバ屋にありがちな筆文字の手書き。なぜか、こういうメニューは達筆。流れるような文字に独特の風情を感じる。もりそば550円、たぬきそば670円。天丼は並が1,020円。メニューはなかなかの充実ぶりだが、街そば屋とはいえ、立地上値段は少々高め。
打ち合わせ後でペコペコのお腹を満たすべく、かつ丼ともり蕎麦のセットを注文。980円。お蕎麦が来るまで、外国の方とお話。するとなんと!中野サンプラザ近くのレストランが一番好きだと話していた。好感度急上昇!
待つこと数分、お蕎麦が到着。更科系の白いお蕎麦は、みずみずしく、角も綺麗に切りそろえられた感じ。ただかつ丼は…量はあるものの、ちょっと火を通しすぎたのか卵が下の方で固まっている。とにもかくにも味を確かめてみないと!ということで、さっそく一口。うん、悪くない。店内の雰囲気から、ちょい富士そば系もっさい感のあるお蕎麦かなって思っていたら、なかなかどうして、さっぱりしてていい感じのお蕎麦。ツルツルいけた。
更に、カツ丼に関しても、一瞬、ん??って思ったけど、食べてみたら、ベチャベチャしてなくて、丁度いい感じ。ベチャベチャするくらいなら、これくらいしっかり火が通っていてもいいかも。全体的においしく満足したが、港区だから若干価格は高め。立地的にも仕方ないか。いつの日か、ロボット蕎麦屋を開いて、大盛りそばを港区で提供したい!
さて、ストレス社会を生き抜く企業戦士こそ、お蕎麦を!ストレスにさらされると筋肉が硬直し、血流が悪くなる。一方で、ストレスを感じると脳を守ろうとして血液が集まる。しかし血液が集まりすぎると、イライラしてしまう。つまり、ストレスを感じると体は血流が悪くなり、脳には血液が溜まるという、ものすごいアンバランス状態となる。
このアンバランスを改善するには、血流をよくすることが大切。そこで登場するのがお蕎麦。おそばに含まれるルチンは、毛細血管を強くする働きがある。そして、毛細血管が強くなると、血流がよくなる。そう、イライラが解消されるのである。
お蕎麦を食べるとホッとしたり、落ち着くのは、決して気のせいではない。全国独りそばふりーくのみんなも、仕事が忙しい時こそ、ちょっと時間をつくってお蕎麦を食べてみよう。できればルチンがたっぷりのお蕎麦で。
4. 『麻布台 薮そば』の個人的なまとめ
『麻布台 薮そば』は、飯倉片町交差点近くにある、昔ながらのお蕎麦屋さん。お昼時はお店も大混雑で、お母さんも大忙し。
白い更科系のお蕎麦で、店内の雰囲気からちょい富士そば系もっさい感のあるお蕎麦かなって思っていたら、なかなかどうして、さっぱりしてていい感じのお蕎麦でした。カツ丼に関しても、一瞬、ん??って思ったけど、食べてみたら、ベチャベチャしてなくて、丁度いい感じ。
全体的においしく満足したが、港区だから若干価格は高め。立地的にも仕方ないか。いつの日か、ロボット蕎麦屋を開いて、大盛りそばを港区で!