東京都 調布市

柴崎駅|ハードな仕事に癒されたい時に。調布市菊野台にあるお蕎麦屋、『手打そば小川』へ

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周りの人に愛されたお店。丁寧な蕎麦打ちが好印象で、少し緩いがお年寄りに愛されそうな、優しいおそば。

ハードな仕事に疲れ、癒されたい時に。お昼からそば仙人が降臨していたこだわりの感じられるお店。

 

 

1.調布市の歴史は租庸調の時代から!?

やれやれ、ハードな仕事に身も心もお疲れ気味。すっかり消化力も失ったオヤジの内臓には、優しいおそばを。優しく、旨いおそばを求め、調布市へ!

調布市は、新宿からおよそ20km。

都心から近く、住環境が整っているということで、調布市から通勤、通学している友人も多い。『調布』という名称の由来は、『租庸調』という税金が課されていた時代にさかのぼる。中学校で習ったっけ、懐かしい・・・。

地域の特産品を税として治める『調』において、この地域は布を治めていた。そのことから『調布』という地名になったのだとか。

そのため、今でも調布市には『布田』や『染地』といった、布に関連する地名が残っているらあしい。調布市の歴史は長い・・・。

 

2.『手打そば小川』について

“布の町”調布市ではあるが、実は調布市にはお蕎麦屋も多い。『深大寺蕎麦』が有名どころか。

そんなおそばの激戦区、調布市は菊野台、『柴崎駅』から歩いて1分もしないところにあるのが、『手打そば小川』。少し高級な街蕎麦屋のような、庶民派の高級そば屋のような外観は、独特の品の良さがある。

 

わりと最近造りかえられたのか、サンプルが並ぶ棚や、メニューが書かれた立て看板に比べて、玄関だけがやけに新しい。

建物はレンガのような石作りではあるが、お店の間口は純和風。エンジの暖簾には『小川 手打そば』の文字。玄関の横には、『うどん・そば』の横断幕。『そば』の頭にはわざわざ『石臼挽き』と書いてある。

さっそく、新しい玄関を開けて、店内へ。店内に入って目に入ったのは、ガラス越しに見えるそば打ち台。

脇にはしっかりと、“石臼”も据えてある。それなりに歴史があるようだが、清潔感もある。フロアは広々としていて、隣のテーブルとの間にも余裕がある。

6人掛けや4人掛けのテーブルに、2人掛けテーブルが1脚、小上がり席・・・『手打そば小川』は、独りそばから、家族利用や仕事仲間とまで、様々なシーンで使えそう。

ただ、チェス盤のような、白黒の床がちょっと気になる・・・

 

私が行った日には、先客は一組。

なんだか、スポーティな若者の集団・・・若い人たちだけでお蕎麦屋なんて、なんだか、嬉しいね。お蕎麦はオヤジだけのものじゃない!と、胸に熱いものを勝手に秘めながら、着席。

 

卓上には、七味唐辛子に、揚げ玉が入った壺。揚げ玉サービスはうれしい。

 

3.『手打そば小川』のお蕎麦は

さて、ずっしりと重みのあるメニューを開くと、筆文字でドドンと『会津産石臼挽 蕎麦粉使用』の文字。

さらに横には、「会津磐梯山麓三ケ所から順次挽き打ちます」と。おソバへのこだわりが感じられる。さらにメニューを見ていくと、『もりそば』や『ざるそば』といった一般的なメニューに加え、『肉付けそば』や『生粉打せいろ』『六味そば』など、ちょっと変わった品も。

普段は、初来店のソバ屋では『もりそば』を頼むところだが、私は『鴨せいろ』を注文。1,300円。

 

ちなみに、『手打そば小川』の平日お昼は、ランチセットが非常に人気らしい。その秘密は何と言っても価格。いや、コスパのよさと言った方が正しいかもしれない。

 

メインの『もりそば』に、煮物やサラダ、お新香、御飯、味噌汁などが付いて、770円。これは安い!

待つこと、およそ3分。お蕎麦が到着。早い!!平べったく瑞々しい細麺のお蕎麦は、色白。よく見ると、ところどころに蕎麦殻が見える。

少しお蕎麦が不揃いな部分もあるが、手打ちらしくていい。量もある。さっそく、お箸で手繰ってみる。おっと、意外に一本が短い。もう一度、ゆっくりと手繰ったところで一口。うん、旨い。

そば 小川 手打ち

おそばは少し緩いが、優しく、キリっと冷えている。優しいと言っても、おそばにはコシがあり、のど越しも楽しめる。二八だろうか、丁寧な蕎麦打ち。繊細で、しっとりと上品な舌触り。

また、おそばには、少ないがショウガも付いているので、味の変化を楽しむのも◎。

そして、つゆからは、出汁の風味。つゆは、辛めでほどほど主張を存在しながらも、優しい味わい。価格の安さもあって、地域の人からの支持が高いだろう。

 

お蕎麦には、たいてい『ネギ』が付いてくるが、お蕎麦+ネギの組み合わせは、健康の面でも非常によい。

その理由の一つが、「足りない栄養素を補う」という面。

栄養のバランスが良いと言われるおそばだが、おそばにはビタミンCは含まれていない。一方で、ネギにはビタミンCが含まれている。

 

さらに、お蕎麦+ネギの組み合わせが優れているところは、互いに栄養素の吸収をよくするところ。

ネギには独特のツーンとする香りがある。あの香りの秘密は『硫化アリル』という成分。硫化アリルは、ビタミンB1の吸収率を良くしたり、働きを活性化させる。

ビタミンB1と言えば、そう、おそばに多く含まれている。『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』によると、おそば全層粉に含まれるビタミンB1は、100gあたり0.46mg。生麺にすると、0.19mgと減ってしまうが、それでも、生うどんに含まれる0.09mgの2倍以上。

穀類の中でも、おそばに豊富に含まれるビタミンB1と、ネギとの組み合わせは、食べ物が持つ栄養素の良さを引き立てるという意味でも、優れていると言える。

全国独りそばふりーくのみんなも、お蕎麦+ネギでおいしく、健康に!

 

4.『手打そば小川』の個人的なまとめ

『手打そば小川』は、柴崎駅からすぐの、地域の人に愛されたなかなかおいしいお店。丁寧な蕎麦打ちで、艶やかな麺がこれまた旨い。少し緩いが、お年寄りに愛されそうな、優しいおそば。

ハードな仕事に疲れ、癒されたい時に。お昼からそば仙人が降臨していたこだわりの感じられるお店。

 

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