天せいろが衣だらけで。。。むむっ・・・、全然おいしくない。。。
午前11時40分、店内は清潔だが、こだわりの無いやっつけ系ソバ屋。『吉そばのこだわり』って一体??
てんぷら衣だらけで、硬すぎる。
もう行きたくないが、『時間が無いっ、お腹が減った!』っていう、どうしても何か喰わなくちゃいけない時に・・・。
1.五反田の失礼な看板
今日もバタバタと忙しい。。。
やらないといけないことがたくさん。それでもなんだかお腹は減る。ということで、サクっと食べられそうな雰囲気のお蕎麦屋さんに。
午後からの仕事により、五反田でお蕎麦屋さんを捜索。見つけたぞ、サクッと食べられそうな、コスパとスピード重視の『吉そば』。
食べログでの評価は『2.99』と3を切る微妙さ・・・、しかしものは試し。ちなみに、『吉そば』は『よしそば』と読む。“きちそば”ではないのでご注意を。
『吉そば』は、五反田駅西口から歩いて5分ほど、大崎広小路駅からだと2分ほどのところにある。そういえば、五反田駅の東口の線路脇には、おもしろいキャッチの看板があったとか。
そのコピーとは、「白馬に乗った王子様は、五反田あたりにはいるわけない。」・・・おぉう、「そんなはずない!」と強気に否定できないのが悲しい。
しかし、五反田のオヤジだって、頑張ってるんだぞ!
2.『吉そば』について
『吉そば』は、都道317号線沿いにある。『サイゼリア』に、『天下一品』、『松屋』と、チェーン店が立ち並ぶ通りに、『吉そば』も軒を連ねている。間口は小さいが、真っ白なネオンに大きく『吉そば』と書かれているので、比較的見つけやすい。
こうしたゴチャゴチャしたところでは、シンプルな看板の方がいいと個人的には思う。
店内に入ると、すぐに券売機が二台。
典型的なチェーン系立ち食いそば屋といった感じで、カウンター席が並ぶ。独りで入りやすい!というか、お独り様向け。
落ち着いて食べられるかどうかは置いといて、オヤジの独りそば向けなところは◎。
そして、内装はスタイリッシュ。近所の奥様も一人で食べに来れる!
全体的に清潔感があるのもいい。なお、『吉そば』は年中無休の24時間営業。食事の時間帯を外してしまった時にも、利用できる。
『吉そば』は、東京都内に14店舗を構える、立ち食いソバ屋チェーン。飲食が専門かと思ったら、運営会社は『株式会社ノア』。
ダンススクールや音楽スクールなど音楽関連事業を中心に、コスメショップやカラオケボックス、駐車場や会議室運営など手広くやっているらしい。
様々な分野の運営実績を活かしての、満を持しての飲食展開といったところか。さて、その腕はいかほどに?
3.『吉そば』のおそばについて
さてさて、早速券売機で、『えび天もり』の食券を購入。460円。まずまずの価格。これで味がよければ、なかなかのコスパだが・・・待っている間、壁に目をやると、『吉そばのこだわり』という説明書きを見つけた。『吉そばのこだわり』とは、創業124年の三重県桑名でつくられた本醸造のお醤油を使っていることらしい。
さらに、化学調味料や着色料、甘味料は使っていないそう。その醤油に、かつおや日高昆布のダシをあわせているとの事。
そして、お蕎麦やお野菜も国産。
・・・なかなかハードルをあげてくれる。
3分ほどしてお呼ばれ。ん?えび天がエライ太い・・・えびが太いのではなく、えび“天”が太い。つまり、衣だらけで。。。一抹の不安を覚えつつ、お蕎麦を一口。
むむっ・・・、まったくおいしくない。。。
更科系の白さだが、おそらくつなぎがたっぷり。そこは立ち食いチェーンなので、いた仕方ない。
・・・が、おいしくない。
おそばはボチボチ冷えてはいるが、つゆか?ちょっと残念。
そして、えび天は見た目通り、硬い。てんぷら衣だらけで、硬すぎる。時間帯にもよるのかもしれないが、揚げ置きか?こだわりの無いやっつけ系ソバ屋と言わざるを得ない。
壁にあった、『吉そばのこだわり』って一体??
こういうときは、お蕎麦の体への効能を考えることにしよう。最近テレビなどでも話題の『腸内細菌』。
腸内細菌のバランスを整えるのに、おそばは一役買うそう。
腸内細菌には、有用菌と有害菌がある。有用菌はその名の通り、体に有用な菌。有用菌によって、腸内の免疫が保たれ、腐敗が防がれている。
そして、腸管の運動を活発にして、消化吸収をよくするのも有用菌の働き。有用菌がたくさんあれば、私たちは健康でいられる。
一方、有害菌が増えすぎると、腸炎など様々な悪影響がもたらされる。
となると、有害菌が増えるのを押さえて、有用菌を増やしたいところだが、残念ながら年を取ると、有害菌が増えてしまう。
だから、私たちが健康を守るには、“意識して”有用菌が優勢になる状態をつくらなければならない。そこで登場するのが、お蕎麦。
お蕎麦に豊富に含まれる食物繊維をたくさん摂取することで、有害菌の働きを抑え込み、有用菌が優勢になることがわかっている。
もちろん、お蕎麦でなくて、他の食品に含まれる食物繊維でも有効だが、食物繊維を大量に摂取するのは簡単なことではない。
その点、主食であるおそばは、一度の食事でたっぷりと食物繊維を摂ることができるからいい。
全国独りそばふりーくのみんなも、お蕎麦でおいしく健康になろう!
4.『吉そば』の個人的なまとめ
『吉そば』は申し訳ないが、おいしくない。
こだわりの無いやっつけ系ソバ屋。店内に掲げる『吉そばのこだわり』とは何か、と問いたくなる・・・特に、天ぷらは衣だらけで硬すぎる。
チェーン系立ち食いそば屋としては、特別安くもないので、わざわざは行くことはないだろう。
店内は清潔で、オヤジの独りそば向けな造りだけあって残念。もう行きたくないが、今後行くとしたら、『時間が無いっ、お腹が減ったっ』っていう、どうしても何か喰わなくちゃいけない時に。