お蕎麦や薬味は非常に栄養価の高い食品だが、さすがに完璧とはいかない。やはり他の食品と組み合わせて、栄養バランスを良くするのが好ましい。
そこで本記事ではお蕎麦と薬味と一緒に食べると、より栄養バランスが良くなる副菜の組み合わせをご紹介したい。
⒈ざるそば+卵+フルーツ
ざるそばは、お蕎麦の栄養素と海苔の栄養素を補給できる。海苔は海藻類らしく非常に栄養豊富な食品で、ビタミンAの他、カルシウムや鉄分などミネラル分が多く含まれる。
ビタミンAやミネラル分は、お蕎麦に特別多く含まれている訳ではないので、海苔と一緒に食べられるざるそばは栄養素を補い合うという意味で非常に理にかなっている。
しかしそれでもタンパク質やビタミンCなどが不足がちになる。そこで卵やフルーツ類で補いたい。冷やしそば系では、海苔とともにうずらの卵がトッピングされたメニューがあるので、それらを選ぶと良いだろう。
フルーツは、ランチのセットメニューで提供してくれる蕎麦屋もあるが、みんながみんなそうではない。蕎麦屋ランチの帰りに、コンビニでデザートがわりに買ってもいいだろう。
⒉かけそば+納豆+野菜ジュース
かけそばだけではお蕎麦の栄養素のみしか補給できないため、タンパク質やビタミン類が不足しがちになる。
タンパク質は先にあげた卵のほか、納豆も手軽に食べやすい。ただ納豆となるとご飯も欲しくなるのが悩ましいところ。血糖値が気になるのであれば、玄米や雑穀ご飯にすると良い。
ビタミン類の補給は野菜が一番だが、蕎麦屋では難しいかもしれない。最近は生ジュースのお店も流行っているので、そういったところを利用したり、食後のコーヒーを野菜ジュースに変えてみるのもおすすめ。
参照:https://www.bob-an.com/
⒊天ぷらそば+フルーツヨーグルト
天ぷらのタネにもよるが、野菜やタンパク質は補給しやすい。しかし天ぷらの野菜は高温の油に晒されているので、熱に弱い栄養素は壊れている可能性がある。
そのため天ぷらそばには、フルーツがたっぷり入ったヨーグルトを食べると良い。ビタミンCやカルシウムなど、お蕎麦に少ない栄養素を補うことができる。
さすがにフルーツヨーグルトを常備している蕎麦屋は少ないと思うので、これもコンビニで調達。
参照:https://erecipe.woman.excite.co.jp/
⒋おろしそば+ナッツ類
おろしそばなら、大根のビタミンCを摂れるがタンパク質が不足しがち。ナッツ類なら、タンパク質の他、ミネラルの補給も可能。
太りにくいので、間食にもおすすめ。より手軽に摂りたい場合は豆乳ドリンクにしても良いが、砂糖などが添加されていない成分無調整の物を選ぼう。
参照:https://platt1.jp/
⒌とろろそば+豆腐
ネバネバの食品は健康に良いと言われるが、とろろも例外なく栄養の宝庫と言われる食べ物。しかしお蕎麦ととろろだけではタンパク質が不足してしまうので、大豆食品で補給したい。
蕎麦屋なら冷奴がおすすめ。難しい場合は豆乳ドリンクで補うのもアリ。ただし、成分無調整で。
まとめ
お蕎麦とタネや薬味との組み合わせでは、全体的にタンパク質が不足しやすいので、大豆食品や卵などを上手に組み合わせたい。また野菜も補いたいところ。
蕎麦屋で食べるのが難しい場合は、豆乳ドリンク、ミックスナッツ、野菜ジュースなど手軽に摂れる物を使おう。ちょっとした工夫でより美味しく、健康なそば食ライフを楽しみたい。