参照:http://chigai-allguide.com/
午前中のお仕事もお疲れさん!午後の仕事をサクサク進めたいデキるビジネスマンには、昼食にざるそばをおすすめしたい。
1.昼食後にウトウトしてしまう理由
どんなに気合の入った日でも、不思議と昼食後はウトウトしてしまう。昼食後に眠くなる理由は色々あるが、そのひとつが血糖値の上下動。
私たちが食事を摂ると、血糖値は上がる。血糖値が上がったままの状態は良くないので、血糖値を下げるために体はインスリンを分泌して血糖値を下げようとする。
分泌されるインスリンの量を決めるのは、血糖値の高さ。血糖値が高くなりやすい食品を摂取すると、それに応じて大量のインスリンが分泌される。すると今度は、一時的に血糖値が下がりすぎてしまう。いわゆる『低血糖』状態。
低血糖になると、眠気や脱力感、やる気が出ないといったことになる。これが昼食後のウトウトの理由。つまり、眠気で仕事の効率を落とさないためには、昼食時に血糖値の上下動を小さくするものを選べばいいということになる。
2.食後血糖値の上下動を小さく抑えたいならお蕎麦が有効
食後血糖値の指標に、 GIという値がある。GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略。食後2時間の血糖値の上昇を示す。GI値は0〜100の数値で表し、70以上を示す食品を高GI食品、55を超え70未満を中GI食品、55以下を低GI食品という。
午後の仕事もシャキッと進めたいならば、低GI食品を昼食に選びたい。基本的に、主食となる穀物は、食品の中でもGIが高い。例えば精白米は81、うどんは85と高GI食品。パスタの65でさえ、中GI食品。しかし、お蕎麦は54と低GI食品となる。
穀物類で低GI食品と言えば、玄米の55、全粒粉のパスタ50、ライ麦パン58など。ビジネスマンが、毎日仕事の合間にササっと食べるには少々ハードルが高い。
ところがお蕎麦はどうだろう。オフィス街の駅徒歩圏内にも、商店街にも、地下街にも、そば屋はある。しかも、ビジネスマンが利用しやすい雰囲気で。
お蕎麦は数ある穀物の中で最も、忙しいビジネスマンが手軽に食べられながら、午後の眠気を最小限に抑えられる食品の一つと言えよう。ただし、つなぎに高GI食品の小麦粉が多く入っていないか注意したい。
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3.さらに午後をシャキッと過ごしたいなら、ざるそばがおすすめ
食後血糖値の急激な変動を抑えるなら、低GI食品であるお蕎麦を食べるのが良いが、より午後をシャキッと過ごしたいなら、ざるそばがおすすめ。
温かいお蕎麦はざるそばに比べて、汁や具に含まれる油分や糖分を摂取しやすいため。そういった意味では、ざるそばを食べた後の蕎麦湯も気をつけたい。
そばつゆを蕎麦湯で割って飲むと、そばつゆの糖分が高血糖を招く恐れがある。午後に大事な仕事が控えている時は、蕎麦湯はストレートで楽しもう。
まとめ
昼食後のウトウトを最小限に抑えるには、血糖値の変動が少ない低GI食品を昼食に選ぶと良い。
お蕎麦は数ある穀物の中でも、手軽に食べられる低GI食品。さらに、ざるそばなら、汁や具に含まれる糖分や油分を余計に摂取しないのでオススメ。
デキるビジネスマンは、お昼にざるそばを食べて、午後からの仕事もサクッとこなしたい。