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杉並区 東京都

西荻窪駅|ポカポカ日差しの日には、キリリと締まった旨いお蕎麦を。西荻の名店『そば処 鞍馬』へ

更新日:

1.西荻に、『鞍馬』あり!
ポカポカ日差しの暖かい日に、ちょいと足を伸ばして、西荻に。ムムム、これは勝手に隠れた名店!そんなお蕎麦屋、見つけちゃったよ。独り、満足感に浸っていたら、実は、結構な有名店だったり。。。

蕎麦通の間でも、名著と名高い『ソバ屋で憩う』。この『ソバ屋で憩う』の巻頭を飾る『特選五店』の一店舗に挙げられているお店こそ、ソバ屋『鞍馬』。ちなみに、『ソバ屋で憩う』は、『杉浦日向子』さんと『ソ連』の編著。ソ、ソ連!?何を隠そう、『ソ連』とは、「ソバ好きたちの集まり(連合)」というではないか。。なんと洒落たことか!こういう“粋”があるから、蕎麦好きはやめられないねぇ。

そば屋『鞍馬』は、『ソバ屋で憩う』以外にも、数々のおそばのガイド本、さらには、テレビ番組『アド街ック天国』で紹介されているとか。。すでに、そば好きの間では、『西荻に鞍馬あり』という超名店だった。食べログでも『3.62』の高評価。そんなそば屋『鞍馬』を、独りそば好きのオヤジがレポートする。

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2.『そば処 鞍馬』について
西荻窪駅の南。私は、昔ながらの風情あふれる商店街を、歩く。西荻窪駅から1分も歩いただろうか。角に、武家屋敷のような白塗りの壁、黒いレンガ積みのお店が見える。白壁には、丸い看板。そこに光る、『そば処 鞍馬』の文字。そう、そこにあるのは、知る人ぞ知る、おそばの名店、そば屋『鞍馬』。『そば処 鞍馬』は、周りの商店街の雰囲気に合わせるかのように、静かに佇む。この独特の落ち着き、いかにも名店らしい。

駅から好立地とはいえ、『そば処 鞍馬』は、来るまでの訪問には向いていない。一方通行などの制限も多く、お店の駐車場もない。全国独りそばふりーくのみんなも、マイカー訪問の際は、注意されたい。

『そば処 鞍馬』は、11時30分の開店時には、すでに10数名が列を作ると言う。幸いにも、私はスムーズに入店。すぐに名店の雰囲気を肌で感じることとなる。おっと、すでにそば仙人が。さすが名店。「おそばの名店」と聞くと、重厚な造りや、高級感のある内装に、身構えしてしまうことも少なくない。最近では、モダンなインテリアに間接照明で演出するお蕎麦屋もある。一方、“名店” 『そば処 鞍馬』では、そうした身構えは不要。

モダンな絵画に、少し高級そうな黒いテーブルこそあれ、お隣の席とは目が合う距離。店内は、どこか懐かしい、昭和の香りさえ、感じさせる。昭和の空気を縫うように流れるのは、クラシック。『そば処 鞍馬』は、高級蕎麦屋とも、庶民派の街そば屋とも、分類されないような、独特の落ち着きを醸し出している。オヤジの独り蕎麦にも、家族での来訪にもいい。

ここで私の目に着いたのは、電動石臼。6人掛けのテーブル席の横に、ドドンと鎮座する。この石臼で、毎日、お蕎麦を挽いているのか。

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3.『そば処 鞍馬』のおそばは
さてさて、メニュー拝見といきますか。クリアファイルに、メニューと価格が書かれたシンプルな御品書。おそばは、冷たいものと温かいもの、それぞれ10種類くらい。ラインナップは、割とオーソドックス。ただ、『そば処 鞍馬』の主人が、徹底的にこだわる点がある。『そば処 鞍馬』のおソバは、『十割蕎麦』ということ。

甘皮ごと挽く、『甘皮蕎麦』も十割。『そば処 鞍馬』で取り扱うおそばは、すべて有機栽培の玄蕎麦。茨城の農家と直接契約して、使用しているとのこと。ちなみに、ご主人のおすすめは、『箱盛そば』。箱盛そばは、コシのあるもちもちのおそばらしい。私は主人のおすすめに従い『箱盛そば』、そして、珍しい『甘皮そば』を注文。

待つことおよそ3分。『箱盛そば』が到着。光沢のある黒々とした“箱”は、神秘的な輝きを放っている。「これは、間違いない。」そば好きオヤジの直感が、脳内で叫ぶ。私はゴクリとつばを飲み込み、やや緊張した手で、箱の蓋に手を伸ばす。開封。その狭い空間に閉じ込められていた、おそばの香りが、一気に私を襲う。控えめだけど、上品な香り。幸せ。お蕎麦は、鋭くかつ美しく角が立ち、蓋で守れていたからか、みずみずしさ満天。

細く綺麗に切りそろえた箱盛のお蕎麦。そば麺はもはや、“芸術”ともいうべきほど、エッジが反り立っている。ゴクリ。私の喉が、再び本能的に唾を飲み込む。すぐにでも手繰って、ズズズと行きたいところを、一旦落ち着かせる。そして、“いつもの”七味ではなく、黒七味を手に取る。サササ。芸術的なそば麺に、黒い粉雪が降り注ぐ。さぁ、食べよう。

おぉ、、、お蕎麦が実に長い。まさに、蕎麦通のいうところの『手繰る』という表現にふさわしい、お蕎麦の長さ。しかし、冷水でキリっと絞められたお蕎麦は、スルスルと喉に吸い込まれて行く。うん、シンプルでうまい。次の瞬間、痺れがやってくる。黒七味である。一口で、すごい痺れ。私の顔面からはたちまち、汗が噴き出た。続いて、全身に心地よい辛さが回ってくる。たまらない。最高だ。

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一方、『甘皮蕎麦』。太麺で、グググっと黒い。食べてみると、見た目に反せず、歯ごたえ満点のこれぞ、真の田舎蕎麦。ただ、おやじにはちょっと重い。。。つゆも甘みを抑えた辛口で、これぞ、大人のおそば。お昼から、つまみとお酒をたしなむ、そば仙人が沢山いるのも、頷ける。ここは蕎麦スキの楽園か。

『甘皮蕎麦』は、おやじにはちょっと重いが、十割蕎麦なので、問題はない。なぜなら、そば粉に含まれるでんぷんは、お米や小麦といったそのほかの穀物のでんぷんよりも消化吸収が早いから。しかし、同じお蕎麦を食べても、つなぎである小麦粉の割合が多いほどに、消化吸収が遅くなる。つまり、十割蕎麦なら、お蕎麦をお腹いっぱいに食べても、胃がもたれにくいと言うこと。おやじに優しいおそば、今日もお世話になります!

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4.『そば処 鞍馬』の個人的なまとめ
『そば処 鞍馬』は、外観からは分からない内装と蕎麦へのこだわりの見える、本格的十割蕎麦を食べられる名店。勝手だが、西荻の隠れた名店、鞍馬。。。と思いきや、すでに蕎麦通の間では、『西荻に鞍馬あり』と言われていた。

『そば処 鞍馬』の箱盛そばはシンプルでうまい。そして、『そば処 鞍馬』でおそばを食べるなら、いつもの七味ではなく、黒七味が特におすすめ。一口で、すごい痺れがやってきて、顔面から汗が噴き出たが、その後全身に心地よい辛さが回ってくる。これもまた、よし。一方で、甘皮そばの方は、真の田舎蕎麦で歯ごたえ満点。おやじにはちょっと重いか。十割蕎麦なので、もたれにくいけど。

『そば処 鞍馬』には、お昼からつまみとお酒をたしなむ、そば仙人が沢山いる。ここは蕎麦スキの楽園か。オヤジの独りそば、家族で、気の置けない友人と、また食べたい。

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