新宿区 本当に旨い店はどこだ?覆面レポート 東京都

東新宿駅|一人で訪れるのももちろんオススメ『新田裏 小松庵』

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1.新宿の由来はそのまま新しい宿?

東新宿での打ち合わせをサクッと終えて、楽しみなそばタイム。

さて、新宿という地名。分解すると、「新しい宿」である。その由来は江戸時代にまでさかのぼる。1603年に五街道が江戸幕府によって定められると、各街道には宿場が設置された。そのうち、日本橋から今の山梨県にあたる甲斐の国に繋がる甲州街道では、多くの旅人が苦労したという。というのも、日本橋をスタートして、最初の宿場である『高井戸宿』まで約16kmもあったからである。

そのため、名主の高松喜兵衛を中心として、日本橋から高井戸間に新たに宿場を設置したいと幕府に願い出た。そして、宿場設置の許可が下り、新たな宿場が設置された。設置された場所は元々、内藤家の中屋敷や内藤家に由来するものがあった場所であり、そのひとつに『内藤宿』があった。そこから、新しい宿場は『内藤新宿』となり、現代の『新宿』と受け継がれている。

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2.そば屋『新田裏 小松庵』について

さてさて、東新宿での打ち合わせを終えて、いつものように食べログで周辺の御蕎麦屋を調べると、出てきた、『新田裏 小松庵』さん。みんなの評価は3.08といたって普通。逆に、普通の評価がそそられたり。。。

東新宿駅を降りて歩いて5分。明治通りと文化センター通りの交差点を入り、すぐ。日清ビルの裏手にある、そば屋『新田裏 小松庵』。 通りに看板を出しているものの、全体的にこぢんまりとしていて、隠れ家的というか、一瞬気づかないで通り過ぎそうな御蕎麦屋。

お店に入ってみても、やはりこぢんまり。カウンター席は4人分。そして2人掛けのテーブルが2卓に、4人掛けのテーブルが1卓で個室はなし。清潔感もあり、落ち着いた雰囲気。オヤジの独りソバにはぴったり。カウンターに案内され、席につく。ポットとメニュー以外は、何も置かれておらず、すっきりとしたテーブル。内装はいたってシンプルで、蕎麦焼酎が所狭しと並んでいる ボトルキープだろうか、ものすごい数の蕎麦焼酎・・・

そば屋『新田裏 小松庵』 の営業時間は、平日11時30分~14時30分と17時30分~21時30分。土日祝日は営業していないので、全国独りそばふりーくのみんなも、来店の際は気を付けられたい。個人的に、店内全席禁煙なのがうれしい。

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3.そば屋『新田裏 小松庵』 のお蕎麦は

メニューを見ると、お蕎麦の種類も豊富。てんぷらに、蕎麦の実にお味噌が合わせられている、ソバ味噌。目の前には蕎麦焼酎。そして、うまそうなつまみ。一杯いきたいところだが・・・それは次回のお楽しみにとっておこう。

さて、ここでは二八と十割蕎麦が一度に味わえる、食べ比べを頼む。さっそく出てきた、二八蕎麦は断面が四角ではない、平たいお蕎麦。色味は白っぽい。さっそく、ズズズっと蕎麦を手繰る。 うん、のど越しスッキリ、つるつる食べれる。その直後に今度は十割蕎麦が来た。一見見ただけではお蕎麦の差が分からない。さすがに食べ比べ、食べてみないと何とも言えない。ということで、こちらも早速、一口。十割蕎麦は、ちょっと固めで、もっさりしててやや重い感じ。こちらは、歯ごたえもあるため、つるつるとはいけない。しかしこれはこれでまた、美味しい。

難点を言うなら、どちらも小さめのお重に重ねられて出てきたため、4枚目のお蕎麦を食べる頃には、乾燥気味に。またお値段も場所柄お手頃ではあったが、量は少なめで、一枚ではオヤジの胃袋を満足させることは出来なかったかも。 ただ、たぶん機械でそばを切っていると思われるソバ麺は、統一感があり、茹で加減もいい感じだった◎

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しかし今日はたっぷりお蕎麦を食べられた。しかも二八と十割だから、ルチンもたくさん摂取できたはず。ルチンは、活性酸素から毛細血管を保護してくれるとか。活性酸素は老化の原因と言われている物質。老化というと、多少は仕方のない気もするが、活性酸素はガンや糖尿病など重篤な疾患を引き起こすとも。

活性酸素は、ストレスや人工的に作られた食品、さらには工場から立ちのぼる煙や車の排気ガスなどにより、多く発生するとされる。つまり、現代社会に生きるということは、活性酸素まみれになるということでもある。お蕎麦に含まれるルチンは、活性酸素によって毛細血管が傷つくことから守ってくれるらしい。すごいぞ、ルチン!すごいぞお蕎麦!

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4.そば屋『新田裏 小松庵』 の個人的なまとめ

『新田裏 小松庵』 は、東新宿駅からある歩いて5分、日清ビルの裏手にあるそば屋。外観も内装もこぢんまりとしていて、一瞬気づかないで通り過ぎそうだが、その秘密の隠れ家的雰囲気もまた魅力。シンプルな店内は16席ほどしかなく、落ち着いてソバをすすれそう。カウンターの前に所狭しと並んだ蕎麦焼酎が輝いていた。

お蕎麦は二八蕎麦と十割蕎麦を食べ比べ。ニハ、十割ともに細身の白っぽいおそば。見た目はそっくりで、違いはわからない。食べてみると、二八蕎麦は、平たいお蕎麦で、のど越しスッキリ、つるつる食べれる。十割蕎麦は、ちょっと固めで、もっさりしててやや重い感じ。こちらは、歯ごたえもあるため、つるつるとはいけない。しかし立地を考えても、コスパとしてはいい。完全禁煙なのも個人的には◎。

最後に、お母さんへ一言。このセットを出す時は、食べるタイミングに合わせて、出してほしいな・・・お蕎麦を乾燥させず、最後までおいしく食べるために。忙しいのは分かるけど、次回に期待。一人で訪れるのももちろんオススメだが、次は友人とゆっくりと来てみたい。

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