今日は家で蕎麦。と思ったら、まさかのネギの買い忘れ!蕎麦の薬味ネギがないなんて…その時、買い置きの玉ねぎが。賛否両論ある蕎麦の薬味玉ねぎ。美味しく食べるための3つのコツと薬味玉ねぎを提供するそば屋を紹介する。
⒈蕎麦の薬味で玉ねぎを美味しくする3つのコツ
蕎麦の薬味に合う玉ねぎの調理法のコツは、生玉ねぎサラダを作る時に似ている。せっかくなら一手間かけて美味しくいただきたい。
1-1 玉ねぎはスライサーで薄く切る
ネギに比べて、香りも辛味も強い玉ねぎ。蕎麦とのバランスを考えると、なるべく薄く切ると良い。とはいえ、慣れないと難しいので、スライサーがあるなら活用しよう。理想は、透けるほどに薄くカット。
1-2 冷水&塩でもみ洗い
切った玉ねぎは塩を入れた冷水でもみ洗いすると、強すぎる香りや辛味がマイルドに。さらにシャキシャキと歯応えもよくなる。
1-3 キッチンペーパーで水気を取り除く
水分をよく切らないと蕎麦がベチョベチョに。キッチンペーパーで挟んで、しっかりと水分を取り除く。あとは茹で上がったお蕎麦にかけるだけ。冷たいぶっかけ蕎麦でも、温かいお蕎麦でも合う。ぶっかけにするなら、新玉ねぎがおすすめ。
参照:https://macaro-ni.jp/
⒉薬味に玉ねぎを提供するそば屋
蕎麦の薬味として玉ねぎを使っているそば屋を紹介する。
柳屋
渋谷区笹塚にある立ち食いそば屋『柳屋』。透けるほど薄くスライスされた玉ねぎと、輪切りにされた白ネギのミックスがお蕎麦に乗った形で提供される。現状、レギュラーとして薬味玉ねぎを提供している唯一のそば屋。他にもあれば是非、教えていただきたい。
いろり庵きらく
駅前の蕎麦チェーン『いろり庵きらく』。かつて季節限定メニューで『しゃきしゃき玉ねぎの香味つけ蕎麦』が提供された事があった。こちらは玉ねぎは薬味というより、タネの一つとして使われているが、薬味としての役割も持たせていたように思う。
【閉店】櫻月(おうげつ)
渋谷区恵比寿にあったそば屋『櫻月』。ツボに入った玉ねぎのみじん切りを薬味として使うスタイル。すでに閉店してしまっているが、玉ねぎを薬味に使う貴重なそば屋だった。
まとめ
蕎麦の薬味として玉ねぎを提供するそば屋があることから、蕎麦の薬味に玉ねぎを使うのはありと言える。ただし美味しく食べるには、薄くスライスして冷水に浸すなどの手間をかける事が大切。変化をつけたい時、新玉の季節などに併せて食べるのもいいだろう。