1.都会の喧騒に疲れたオヤジを癒すなかのZERO
腰を使い切ったそば打ち道場をこなし、『蕎麦は機械に限る!』と確信した直後に、こちら、さらしな総本店へ。
師走の昼時、中野区。駅から南東方面に行ったところにある紅葉山公園は、知る人ぞ知る憩いのスポットになっている。公園内には、小さな滝や蒸気機関車の展示あり。滝の流れる音に、日ごろの喧騒にすさんだ心を癒されるもよし、SLを見て、少年の日を思い出すもよし。都会に疲れたオヤジにはぴったり。
公園の隣には、『もみじ山文化センター』、通称『なかのZERO』。施設内には、図書館やプラネタリウムや大ホールなどもある。どうやら、このあたりは『紅葉』がひとつのテーマらしい。秋には紅葉が、綺麗なのだろうか。来年の秋には、紅葉(もみじ)公園に、いこうよう(紅葉)。。。
腰だけでなく、頭も使いきったようだ。気を取り直して、エネルギーチャージと行きますか。腹が減っては、戦ができぬ!というわけで、蕎麦屋へ、いざ出陣!
2.そば屋『さらしな総本店』について
中野駅南口を出て、徒歩2分。三菱東京UFJ銀行がある細い路地を入ったところに、目的のそば屋『さらしな総本店』はある。中野駅の北口にもお店があるようで、同じ駅界隈に2店舗もあるとは、それだけ、人気ということだろうか。お店の入り口には紺色の暖簾。すぐ上にある照明が、上品な光で、ボンヤリと暖簾を照らし出す。入口の右手には、『鴨南そば』と書かれた、額縁入りの壁掛け。看板メニューなのだろうか。そして、店先には何やらガヤガヤと。お蕎麦やうどんのお土産まで売っているよう。抜け目なしですな!
さて、私は暖簾をくぐり、多数の来客で擦れたドアに手を引っ掛け、入店。一階は禁煙席で、カウンターが7席とテーブル席が10席。禁煙とはありがたい。L字型のカウンターからは、蕎麦打ちを見られそう。二階は、喫煙可能の個室があり、10〜20人程入れるらしい。この日は師走の昼時だったので、一階も二階も満席でゆっくりできる雰囲気ではなく、相席でお蕎麦を楽しむことに。
『さらしな総本店』の営業時間は、11時から21時半まで。通し営業の上に、年中無休なので、全国独りそばふりーくのみんなも、行きやすいこと間違いなし。
3.『さらしな総本店』のお蕎麦は
田舎蕎麦におろし大根をトッピング。。。はっ!!しまった。店名にさらしなと付いているのに、間違って田舎蕎麦を注文。あまりの混雑に、焦りすぎたか。ここは開き直って、更科の田舎蕎麦を味わおうじゃないか。待つこと5分ほどで到着。
おソバは星が見え、太打ち。香りもいい。ズズズズ。さすがに田舎そばらしく、ソバ麺そのものがツルツルという感じではない。しかし、さっぱりとしたお蕎麦に、わかめ、なめこと、非常におろしにマッチしていてスルッと行けた。お腹が減っていたので、もう一枚と思ったけど、待っている人もいたので、今日は一皿で退散。
注文を間違えたかと思ったが、田舎蕎麦も十分おいしかった。
お蕎麦には、多くの栄養素が含まれるが、その一つが『コリン』。コリンは、脂肪肝を予防してくれる働きがあるらしい!これは、おやじに朗報!さらに、コリンは脳を守り、活性化させる働きもあるとかで、認知症予防の面でも注目されているとか。やっぱりお蕎麦はスーパーフード!これからも、美味しく健康におそばを堪能しよう。
4.そば屋『さらしな総本店』の個人的なまとめ
『さらしな総本店』は、中野駅南口から徒歩2分のところにある、地元の人気店。オヤジの独りそばに、ふさわしい赴きだが、師走の昼時だったので、一階も二階も満席でゆっくりできる雰囲気ではなく、相席でお蕎麦を楽しむ。
店名にさらしなと付いているのに、間違って田舎蕎麦におろし大根をトッピング。でも、田舎蕎麦も十分おいしかった。
さっぱりとしたお蕎麦に、わかめ、なめこと、非常におろしにマッチしていてスルッと行けた。腹が減っていたので、もう一枚と思ったけど、待っている人もいたので、今日は一皿で退散。
中野は良くいくので、もう一度行ってみたい店。地味な見た目だけど、隠れた名店かと。