4年前から、ずっと気になっていたそば居酒屋。
五反田駅からやや距離があるものの、夕方には大勢の酔客が多く来る蕎麦居酒屋。ただ、量の割に、値段がちょい高めか。店内が騒がしく、オヤジの安らぎの独り蕎麦には不向き・・・。同僚や友人と行くのに、ちょうどいいお店。
1.西五反田のそば居酒屋『田治』とのその周辺について
いつも仕事の合間の昼間のお蕎麦が多い私だが、たまには夜のおそばも。4年前からずっと気になっていた、西五反田のそば居酒屋『田治』。
個人的に、蕎麦居酒屋はお酒を楽しんで、そのまま〆にお蕎麦をいただけるのが、やはりいい。ソバ好きオヤジには最高の贅沢。
そば居酒屋『田治』は、『五反田駅』からやや距離があるが、夕方には大勢の酔客でにぎわっている。ちなみに、『大崎広小路駅』からは徒歩1分ほどと、こちらからの方が断然近い。
西五反田と言えば、TOCビルが有名だが、文化的施設や団体の総本山、本社なんかも結構多い。
例えば、『品川区立教育センター』や『品川区立五反田文化センター』、『全日本鉄道労働組合総連合会』、『日本バスケットボール協会』、『学研ビル』や『フルキャストホールディングス』の本社もある。
そして住宅地も。商業施設や文化施設、住宅地が混在するから、飲食店もやっぱり激戦区。価格帯も様々に、多種多様のお店がある。もちろん、そば屋もそのひとつ。
2.そば居酒屋『田治』について
激戦区西五反田において、そば居酒屋『田治』は酔いどれ客に大人気のよう。食べログでの評価もこの辺りでは『3.07』と上々な方かな。ただ、口コミ数は7件と案外少ないが、みんな飲んでていよく覚えていないのだろうか・・・。
そば居酒屋『田治』は2012年に西五反田に開業。ん?私は『田治』が気になって4年・・・ということは、私は開業してすぐから気になっていたということか。
ちなみに、以前は『マノア』という名前で立ち飲みそば屋をしていたらしい。『マノア』ってなんだろ・・・『マノア』は引っ越し移転に伴い、店名を主人の本名『田治』にし、今度は蕎麦居酒屋としてオープンさせたとか。
そば居酒屋『田治』は、蕎麦居酒屋と言っても、身近な感じで、お店の外観もポップ。木をメインにした造りと、ショーケースから見えるお酒、看板の可愛い『田治』のバランスが絶妙で、センスを感じさせる。
入口ドアの横はガラス張りになっているので、夜は中のにぎわいの様子がうかがえる。みんなが楽しそうにお酒を飲み、お蕎麦をすすっているのが伝わってきて、早く行きたくなる。
そば居酒屋『田治』の営業は月曜から金曜まで。まさにサラリーマン向けのお店。夜の営業時間は17時30分から23時30分までと、日付が変わる前にお開きにしなければならないが、ランチ営業があるのがうれしい。
ランチは、11時30分から14時までお昼は営業しているので、仕事の合間に行くのもあり。席数は25席で、貸し切りにも対応してくれるし、飲み放題コースもある。懐を気にせず飲んで、お蕎麦をいただけるっていいねぇ。
そば居酒屋『田治』の店内は、木をメインに使った外観とは打って変わって、白を基調とした清潔感あふれるデザイン。白い革張りの椅子を使っているところがおしゃれで、今風の居酒屋っぽい。。。
でもカウンターの奥には、通が好みそうなたくさんの日本酒が並んでいる。
3.そば居酒屋『田治』のおそばは、
さて、私はそば居酒屋『田治』の椅子に座ってメニューを開く。さすが居酒屋だけあって、一品料理が豊富。400円くらいからおつまみメニューを楽しめる。
例えば、『イカの一夜干し』や『縞ホッケの開きあぶり』、『タコの唐揚げ』など魚介メニューもなかなかの充実ぶり。これは一杯やりたくなるねぇ。
しかし、ソバ好きオヤジとしては、お酒よりもまず、お蕎麦をチェック。後ろ髪を引かれる思いで『もりそば』を注文。運ばれてきた『もりそば』は、小洒落た黒いお皿に盛られている。端にはみずみずしいネギとワサビ。
お蕎麦の色は明るめ。見たところそばがらも入ってなく、田舎蕎麦ではなさそう。
そば居酒屋『田治』のお蕎麦は、コシがあってのど越しよく、香りも高い。『田治』のそば粉は国産100%で、二八蕎麦。北海道など各蕎麦の実の産地から仕入れ、石臼で挽き、毎日製麺しているらしい。
おそばのゆで時間は50秒。このあたり、そば居酒屋『田治』の主人が、Facebook等でしっかりと情報を伝えているのは、やはり自信があるからだろう。好感も持てるね!ちなみに、つゆは甘さ控えめで返しが強め。