11月初旬、外回り前の遅めの独り朝食、千葉県船橋駅構内のそば屋、『いろり庵きらく』へ・・・。
いよいよ冬の顔がちらつき始めた11月初旬。迫りくる年の瀬に、なんとか年内に仕事の方も成果を出したい。
ということで、私は気合いを入れて外回りへ!と言いたいところだが、腹が減っては戦が出来ぬ。この日は、私独りで行く営業先が船橋だったので、船橋駅周辺でちょっと遅めのブランチをいただくことにした。って、オヤジがブランチって・・・単なる、遅めの独り朝食。
1.千葉県船橋市について、
今回の船橋市は、千葉県で2番目の人口規模を誇る市。そう、言わずと知れた、ふなっしーのお膝元。他にも、あの元内閣総理大臣の野田佳彦さんをはじめ、女優の長谷川京子さん、横浜ベイスターズの林昌範さん、芸人の劇団ひとりさんなど、各方面に著名人を輩出していながら、どの人も、もはやふなっしーにはかなわない。非公認なのに・・・。
一方で、東京からの交通の便のよさもあってか、「人間失格(太宰治)」、「宮本武蔵(吉川英治)」や「童謡(川端康成)」など、有名作家の作品中にも、船橋は多数、登場する。
そんな船橋市には、『食べログ』、『船橋』、『そば』で検索すると100点以上の蕎麦屋さんが出てくる。総合トップは、『あまねや』と『柿』が同じポイント3.52の高評価で並んでいる。
口コミは、それぞれ25件と24件ある。そんな中、そんなに悠長にしている時間のない、自分は船橋駅構内で気になるそば屋さんを発見!
・・・そば屋『いろり庵きらく』だ。
2.ところで、そば屋『いろり庵きらく』とは、
さて、船橋の交通網の中心、船橋駅。今回、お邪魔したそば屋は『いろり庵きらく』。店内に入ってから、よくよくいろり庵きらくを食べログで見てみると、ポイントは3.05・・・普通だ。可もなく、不可もない。さらに口コミを見てみると9件。こちらも非常に寂しく、独りになりたいオヤジには丁度いい。。。
店舗名は駅直結のショッピングセンター、「シャポー船橋」にちなんで、「シャポー船橋店」と言うらしい。これだけで、すでに、インパクト大、さっぱり意味は分からないが・・・。
ちなみに、そば屋『いろり庵きらく』自体は船橋駅構内にあるので、切符がないと入れない。この“貴重な感じ”がまた素敵なお蕎麦屋さん。最近はよくあるけど、駅構内の店舗だけあって、Suicaで精算できるのがうれしい。
また、一般の人は入って来ないため、色々な人が来て、邪魔されず、落ち着いて蕎麦をすするチャンスもある。
さらに、店内に入って思ったのだが、そば屋『いろり庵きらく』のお店はズバリ「きれい」。店内は明るく、一般的にイメージされる、おじさんが壁の方を向いて、無言でそばをすすっているイメージの悪い“駅の立ち食いそば”とは非なるものである。
まず、エントランスは?
具体的には、シンプルな内装に、ブルーのネオンで照らし出される「いろり庵きらく」の文字。
さらに、タッチパネル式の券売機と、まさに、現代の蕎麦屋。。。
いいか悪いかは別として、店員とほとんど話さず、蕎麦を静かに食べることが出来る。テーブルなどももちろんきれいで、店内全体が清潔感にあふれている。立ち食い席もあるが、3分の2ほどは、テーブル席。
前述の、清潔感に加えて、ゆっくり座って食べられるので、女性が一人で利用しやすいのも、いろり庵きらくの特徴だと思う。これまでにないお蕎麦屋さん。
いろり庵きらくは当然、時間がなく急いで食事を済ませたい人、私みたいに一人で食事をする人を中心に、コスパ重視で蕎麦を食べたい人には、もってこいの蕎麦屋だと思う。
結果的に、「駅そば」というくくりでは、高評価のそば屋『いろり庵きらく』。
最近増えてきた、“ワンランク上の駅そば”、といったところだろうか。蕎麦屋というと、ゆったりと過ごせるものの、お値段もなかなかするお店。もしくは、富士そばのような立ち食いそばなど、安いけど味もそこそこ、といった両極端であることが多い。
その点、そば屋『いろり庵きらく』は、テーブル席でゆったり過ごす、立ち食いで手早く済ませる、という選択肢がある。しかも、ホールの人件費がかからない分、コスパがよい。
早く、お手頃価格で不味くないお蕎麦を食べたいときにはぜひ、利用したい。その際には、これまた人気の、揚げ物も一緒に食したい。特に、肉厚で食べ応えがあるカツは、外せない!
3.そば屋『いろり庵きらく』のメニューは、
ここでは、蕎麦ならではの、いい意味での“ざらざらとした食感”をしっかりと楽しめるのが、特徴。さらに、きちんと、茹で立てを感じられるのも評価ポイント。麺に関しては賛否両論ある。しかし、食べログのコメントには、蕎麦だけでなく、マニアックな出汁に対する評価も高く、“コスパ”という面で考えると、充分ではないか。
さらに駅構内店で、かけそばが一杯290円!ミニカツ丼とのセットでも630円。駅構内で生蕎麦を、お手頃価格で食べられるのは、やはりうれしい。
まさに、“気楽”に食べられる、きらく。お蕎麦以上に、カツなど、食べログを見ていると揚げ物の評価がいいのは、ここだけの秘密か。なおさら、セットで注文したくなる。
4.そば屋『いろり庵きらく』のお蕎麦の種類は、
そば屋『いろり庵きらく』と言えば、お店のおすすめは「生蕎麦をお手頃価格で食べられること」。その生蕎麦は、大好きな細麺。
何割そばかはサイトを見ても、店内を見ても不明なものの、立ち食いそばにありがちな、モッサリとしていて、つなぎばかりの蕎麦とは一線を画している。
肝心のお蕎麦の色は、一般的な蕎麦色。
どちらかというと、薄めの色味で透明感がある。だけど、安っぽい麺にありがちな、変な光沢はない。色味からすると更科っぽいが、リーズナブルな価格を考えると、更科は考えにくい?多くはないものの、そばに黒い殻も見られるので、やはり、田舎そばだろうか。。。
なお、お蕎麦は自社製麺らしい。前述の通り、立ち食いそばにありがちな、小麦粉ばかりの、うどんのような麺ではなく、きちんとお蕎麦のよさを味わえるのが、高評価の理由。細い麺は、スルスルと食べやすく、特に、疲れて噛むのが面倒になる夏場の暑い時期に食べてしまう。
また、支持の高い出汁は、関東風の黒っぽい出汁ではなく、関西風のあっさりとした透明な色合い。薄味だけど、さっぱりおいしいので、余計な調味料は不要、という声もあるほど。きちんと、ダシを取っているのだろう。確かにうまい。
5.そば屋『いろり庵きらく』の個人的なまとめ、
そば屋『いろり庵きらく』は、「コスパ」を重視する人にとっては、抜群のお蕎麦屋だ。秀でた味、とか、そういった目立ったものは正直無かった。でも、サクッと便利な駅そばというカテゴリーでは、充分なクオリティーのお蕎麦を提供してくれる。
かつ、清潔な店内。オヤジ独りでも入りやすく、女性の利用者が多いのもうなずける。「ちょっと、お手頃価格でお蕎麦を食べたい」、「小腹がすいた」、「早く食事を済ませたい!」そんな時に、利用したいお蕎麦屋。今後、駅そば界を凌駕していくのでは?と期待できるお店、そば屋『いろり庵きらく』。
最後に、一言でそば屋『いろり庵きらく』をまとめると、船橋駅構内にあるリーズナブルなそばのチェーン店。ただ、味はまずまずで、出張時や出社前にささっと食べるには後悔しないお店。チャンスがあれば、また行ってみたい。
0001 いろり庵きらく
千葉県船橋市本町7-1-1 シャポー船橋
047-426-7022
[月~金] 7:00~23:00(L.O.22:50) [土・日・祝] 7:00~22:00
朝食営業、ランチ営業、日曜営業、定休日無し!
https://www.facebook.com/sobar2015/