東京都 目黒区

中目黒駅|師走の週末、モロッコ人の友人と中目黒の人気蕎麦屋『驀仙坊(ばくざんぼう)』へ

更新日:

1488228_442615555942628_78616190344087320_n

1.モロッコ人もお蕎麦が好き
今年も残り僅か。大みそかには年越し蕎麦!旨いお蕎麦の側で、1年を締めくくりたいものだ。そんな師走の週末はモロッコ人の友人と仕事の相談話もかねて、中目黒の人気お蕎麦やさんへ。食べログの評価も3.5ポイントもある、結構な人気店。

ところで、初めて日本に来た外国の方からは、「味がない。」と、あまり評判が良くない『ざるそば』。一方で、日本に何度も来ている人や、住んでいる人からは、さっぱりとしていて、健康にもよりと高評価。モロッコ人の友人も多分にもれず、今となってはお蕎麦が好きらしい。

モロッコ料理と言えば、Kebab(ケバブ)。近年、日本にも浸透してきている。炭火で焼かれた串刺しのお肉を目の前にすれば、眠った野生の本能が呼び覚まされそうだ。モロッコでは、ビーフかチキンかラム肉から選べるらしいが、機会があれば一度は、本場で食べてみたい。

2.『驀仙坊(ばくざんぼう)』について
中目黒駅から歩いて5分ほど。山手通りを北向きに進んでいく。そして、目黒川に向かい、路地に入ったところ。ビルの1階に、静かに佇む、お蕎麦さん有り。石畳のような、明るい灰色のコンクリートと証明が写るほど磨かれた木の壁。店先には、ゆったりとしたカーブを描いた、おしゃれなベンチと観葉植物。灰色と茶色と壁をバックに、植物の緑がよく映えている。寒い季節のグリーンは、余計に心を温めてくれる。見上げると、グリーンに呼応するかのように、深緑の屋根。その屋根に等間隔に取り付けられた、小さな豆電球が優しく入り口を照らしている。まさに、和と洋のコラボレーション。なんだかほっとする店構え。

入り口の右脇には、木の看板。『驀仙坊(ばぐざんぼう)』と書かれたその文字は、美しくも、力強さに満ち溢れている。これぞ、プロの作品。それにしても、『ばくざんぼう』、、、難しい名前だな。驀・仙・坊という漢字について、ちょっと調べてみた。『驀』《まっしぐらに進む》、『仙』《世俗をはなれた高尚な人》、『坊』《僧の住むところ》という意味が、それぞれあるらしい。うーむ。『まっしぐらに進む、高尚な人の住む場所。』なるほど〜。いかにも、そば仙人達が降臨していそう。あくまで勝手な解釈ではあるが、調べてみるもんだな。なんとなく親近感が湧く。

お店の名前通り、私とモロッコ人の友人は店内へ、まっしぐらに進んだ。

店内は明るく広く、開放感溢れる空間。相席用と思われる、大きなテーブルが2卓。そして、4人掛けのテーブルが5卓あり。全部で40人ほど座れる。光沢のあるテーブルは清潔感があり、黒いイスはシンプルだけど、どこか重厚感も感じさせる。和紙を貼ったような白い壁は味がある。壁に取り付けられた間接照明が、一層雰囲気を高め、まるで、ホテルの和食屋さんのよう。静かで、落ちつきのある空間。オヤジの独りそばももちろんだが、デートで来てもいい雰囲気。

『驀仙坊(ばくざんぼう)』の営業時間は、平日は12時〜21時半。火曜日と第3水曜日はお休みだが、土日と祝日も空いているとのこと。家族やデートでも利用しやすい。完全禁煙にというところもポイント高し。煙に邪魔されず、お蕎麦の風味を堪能したい。

996146_442615545942629_9166197733876498412_n

3.『驀仙坊(ばくざんぼう)』のお蕎麦は

席につくと、運ばてきたのは蕎麦茶。静かで落ち着いたBGMを聞きながら、メニューを眺める私。二人で、店名を冠したメニュー『驀仙坊(ばくざんぼう)』と、『鴨南』を注文。蕎麦茶を飲みながら、ホッと一息。冷えた体に、温かいお茶がしみわたる。モロッコ人の友人と話をしながら待つこと、およそ10分。食事が到着。器もそれぞれ趣がある。

まず、お蕎麦を一口。旨い!やはり、『驀仙坊(ばくざんぼう)』は間違いない。よく冷えていて、極細と言うわけではないが細いソバ麺。それでいて、たるんで緩くなってるわけでもなく・・・少し黒くて細いお蕎麦は、コシがあり、しっかりとした歯ごたえ。つなぎの影響か、お蕎麦を食べてる感覚が強い。そして、ツルツルとした食感。喉ごしもいい。。言うことなしっ。ちなみに、出汁は少し濃いめで、かえしが強い。お蕎麦との出汁のバランスが絶妙。街の人に愛される、人気お蕎麦屋さんというのも納得。全国のそばフリークのみんなにも、おすすめできるツルツルサラサラいけるお蕎麦。

12359860_442615535942630_3467738228784149971_n

ちなみに、『驀仙坊(ばくざんぼう)』のおソバの黒さの秘密は、『玄蕎麦』と『挽きぐるみ』。収穫して黒い殻をかぶったままの蕎麦の実のが玄蕎麦。その玄蕎麦を殻ごと、挽いたのが、挽きぐるみ。ただ最近は、殻を取り除き、甘皮まで一緒に引き込んだ粉も、挽きぐるみと言うのだとか。さらにちょっと豆知識だが、『玄』とは、昔の言葉で、『黒い色』という意味。『そば』とは、『角張っている』という意味の言葉だったらしい。つまり、本来お蕎麦は角張っているものなのだ。挽きぐるみのおそばは、栄養価も高く、ルチンやビタミン類もたっぷり含まれるので、うれしい。

12390939_442615515942632_4982201459781336593_n

4.『驀仙坊(ばくざんぼう)』の個人的なまとめ
『驀仙坊(ばくざんぼう)』は、目黒駅から徒歩5分程の場所にある、人気のおそば屋さん。店内は、広々としていて、落ち着いた雰囲気。ゆっくりとお蕎麦を堪能できる。

『驀仙坊(ばくざんぼう)』のお蕎麦は、つなぎの影響か、お蕎麦を食べてる感覚が強い。またよく冷えてて、細いソバ麺は、たるんで緩くなってるわけでもなく、旨い。みんなにもおすすめできるツルツルサラサラいけるお蕎麦。またお蕎麦以外の、つまみも充実。昼間から、お酒とつまみ、そしてお蕎麦を楽しむ、うらやましき蕎麦仙人の目撃情報多数。

おやじの独りそばはもちろんだが、友人や家族との食事には丁度いい。値段も味だけでなく、お店の雰囲気から判断してもコスパ高い。また、休みの日に、家族と一緒にゆっくり訪れたい。

0 ユーザー (0 評価)
0
サービス0
雰囲気0
コストパフォーマンス0
立地0
口コミ一覧 この店舗の口コミを投稿する
ソート

この店舗の最初のレビューを残しませんか?

User Avatar
Verified
{{{ review.rating_title }}}
{{{review.rating_comment | nl2br}}}

もっと表示する
{{ pageNumber+1 }}
この店舗の口コミを投稿する

お使いのブラウザはこのアップローダーをサポートしていません。旧アップローダーをお試しください

-東京都, 目黒区
-, , , , ,

Copyright© Sobar.jp - 仕事帰りに一人、カウンターで食べたいおいしい蕎麦 , 2024 All Rights Reserved.