頑張った一週間の〆に、おそばがウリの居酒屋『きらく市 大江戸や』へ。御徒町駅からちょっとの処にある蕎麦居酒屋?
ここはリーズナブルで、うまい。
よく冷えてて、角が立ったそば。また、蕎麦だけでなく、たまには、冷たいお酒も・・・。
1.“外”神田の由来
さてさて、今週もお疲れさん!
頭も体も疲れ切った金曜日の夜は、やっぱりおそばが一番!おいしいお蕎麦を食べて、シャキっと充実の週末を。
外神田に、おそばがおいしい居酒屋があるという噂を聞きつけて。外神田は、江戸城から見て神田側の外側にある地域だったために、『外』神田と呼ばれるようになったとか。
しかし、『外神田』という人が、今どれだけいることか・・・ほとんどの人は、この地域を『秋葉原』って言う。東京って、なんだ“かんだ”で、通称の地名が多い。
と、一発決まった?ところで、目的の居酒屋へ。。。
2.『きらく市 大江戸や』について
その居酒屋の名は、『きらく市 大江戸や』。末広町駅から歩いて1~2分のところにある。位置としては、御徒町と秋葉原のちょうど真ん中くらいだろうか。
正直、知らないとちょっとわかいづらい。食べログの評価は、3.01と正直、駅そばと同じ。コメントも6個と非常に弱い。
『きらく市 大江戸や』の営業時間は、平日17時~23時30分、土曜と祝日16時~22時30分と、いかにも居酒屋。週末くらい、サクっと仕事を終わらせて薄明るいうちに来たいねぇ!
『きらく市 大江戸や』の店の前は、看板に提灯、暖簾とにぎやか。しかし、雑多で安っぽくないのは、それぞれのアイテムに落ち着きと、品があるからだろう。
温かな照明に照らし出され、雰囲気がいい。
私は誘われるように店内へ。地下へと降りた先は、薄暗いが、玄関前以上に落ち着いていい雰囲気。
奥には丸い円卓のある座敷。
壁沿いに並んだ、最大6人が座れるの個室は、一室一室にカーテンがあって、気の置けない仲間と大切な時間を過ごせそう。
ついでに、お蕎麦もゆっくりすすれそう。
さらに、カウンター席もあり、全部で100席ほどになるだろうか。間口の幅からすると、店内は想像以上に広い。私が入店したときは、先客がまだ2~3組だったこともあり、居酒屋とは思えないほど落ち着いた雰囲気。
さて、この居酒屋『きらく市 大江戸や』。
自他共に認める、「十割蕎麦を看板にしている」居酒屋。飲んで、食べて、そのまま〆におソバまで食べられる。コース料理の中にも、もちろんお蕎麦がある。
それどころか、居酒屋でありながら、おそばを目当てに来店するお客さんもいるのだとか。今日の私自身がまさに、“おそばを目当てに、居酒屋に来たオヤジ”。
3.『きらく市 大江戸や』のお蕎麦は
さっそく、居酒屋『きらく市 大江戸や』で、自慢のお蕎麦をいただこう。
『きらく市 大江戸や』のおそばは、十割そば。そば粉100%で、注文が入ってから仕上げるというこだわりぶり。おそばには、『石臼そば』と『更科そば』の二種類がある。
『石臼そば』は、岩手県産のそば粉を、そのまま石臼で挽いたもので、ソバ麺には無数の黒いツブツブが見える。
一方、『更科そば』は、北海道産のそば粉を使った、白く、瑞々しいお蕎麦。『石臼そば』が650円、『更科そば』が600円と、十割そばとは思えない安さ。
私は、『更科そば』を注文。
せっかくの居酒屋だから、たまには、お酒もいいよね。ってことで、冷たいお酒も一緒に。しばらくして、おそばが到着。更科そばの中では、少し色が濃い目か。
しかし、綺麗に切りそろえられていて、瑞々しく、量もしっかりある。おいしそう。一週間の〆に一味をピリリと振りかけて、一口。
うん、旨い。
キンキンに冷えてて、角が立ったお蕎麦は、しっかりとした歯ごたえがあり、のど越しもよい。それでいてこの安さと量。お蕎麦を目当てに来るお客さんがいるのはすごく納得。
お蕎麦屋だけでもいけそうなクオリティ。
飲みに来たら、〆でこのお蕎麦をいただかないともったいないレベル。そして、おそばの合間に挟む冷えた日本酒が、体に沁みわたる!この快感は全国独りそばふりーくのみんなもぜひ。
さらに、十割そばは、あの『ライ○ップ』にも認められている食べ物とか。ライ○ップでは、厳しいトレーニングに併せて、日々の食事もトレーナーに報告して、食事内容の指導も受けるらしい。
そして、ライ○ップでは、糖質制限が基本のようで、炭水化物は食べられないそう。しかし、お蕎麦は食べてOK!小麦などの入っていない十割そばに限られるが。
厳しいダイエット中でも、十割そばが認められるのは、おそらく、お蕎麦が低GI食品で、太りにくいからだろう。
お米のGI値を100とすると、パンは92、お蕎麦は59。おそばの抜群のGI値の低さは、ライ○ップとしても認めざるを得ないということか。
しかし、オヤジにライ○ップのトレーニングはハードなので、とりあえずお蕎麦を食べて、ダイエットしとこ・・・。
4.『きらく市 大江戸や』の個人的なまとめ
『きらく市 大江戸や』は、御徒町駅からちょっとの所にある居酒屋。しかし、そばが旨く、看板メニューなだけある。
お蕎麦は、そば粉からこだわり、『石臼そば』は岩手県産のそば粉、『更科そば』は北海道産のそば粉を使用。いずれも十割そば。キンキンに冷えた旨い蕎麦は、角が立っている。〆はもちろん、おそばだけ食べに行くのもあり。安く、うまい。
おいしいお酒と一緒にお蕎麦が食べられるのもうれしい。
『きらく市 大江戸や』は、おいしい十割そばを安く食べたい時に。また、同僚や気の置けない仲間とお酒や食事も楽しみたい時に。