東京都 葛飾区

亀有駅|午前の打ち合わせ後、亀有の商店街で見つけたコスパ良しのソバ屋、『木楽』

更新日:

亀有に良店あり。

偶然通りかかった商店街にあるお蕎麦屋。店内には石臼もあり、清潔で、そしてコスパも高い。

仕事帰り、商店街を疲れてフラフラしてたら、雰囲気のいいそば居酒屋で、ちょっとみたいな・・・。

 

1.両さんの仕事場は『亀無』!?

午前の仕事帰り。

亀有にある商店街をフラフラしていると、なんだか雰囲気のよさそうなお蕎麦屋さんを偶然発見!

亀有と言えば、『こち亀』こと、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。実際、そんな派出所はないが、2006年には亀有駅北口前に、『両津勘吉』の銅像が設置されている。

あんなお巡りさんがいたら、愉快なのにね。いや、実際いたら大変なことになるか。。。

 

亀有と言えば、面白い話を聞いたことがある。1500年代の書物に、『亀梨』という表記があるのだが、それは今の亀有の地域を指しているのだとか。

当時、亀有は真逆の『亀無』もしくは『亀梨』と呼ばれていたらしい。しかし、『無し』という言葉は縁起が悪いので、1600年代に『亀有』になったのだそう。最近、話題のKAT-TUNの亀梨くんも、先祖は亀有の出なのかな。。。

 

2.そば屋『木楽』について

私が亀有の商店街で、今回偶然見つけたのが、そば屋『木楽』。

木楽 そば 亀有

JR亀有駅の北口から歩いて3分といったところ。パッと見た感じは、お蕎麦屋さんと言うより、カフェといった感じで、創作お蕎麦が出てきそうな。。。『蕎麦居酒屋』と書かれた提灯にも惹かれる。

お店の前には、おすすめメニューの立て看板があったり、ドアには『OPEN』の木札がかかっていたりと、やっぱり“今時”のお蕎麦屋ぽい。

エントランス 木楽 そば 亀有

 

でも、入口にかかった『木楽』の店名の上には、しっかりと『自家製粉 石臼挽き』の文字が。これはポップな見た目に反して、おソバへの情熱は本物か。

蕎麦 亀有 木楽

そば屋『木楽』は、11時30分~15時のランチ営業と、17時30分~の居酒屋営業の二本立て。平日は夜23時までと長め。ちょっと仕事が押した日も寄れそう。

そば屋『木楽』の中に入ると、お昼時を外したせいもあってか、店内は空っぽ。おかげで店内をよく見ることが出来た。2~4人掛けのテーブルが6セットほどと、カウンター席が5席。清潔な店内は、作り棚におしゃれな器が飾ってあったり、カウンターにはちょっとしたオブジェを置いてあったり、壁には黒板があったりと、小洒落ている。

一方で、落ち着いたいい雰囲気で、オヤジの独りそばもアリ。

 

そして、目を引くのが店内の一角に置かれた石臼。仕切りガラスなどなく、石臼はテーブルのすぐ横に置かれている。ソバ好きとしてはこれがあるだけで、気持ちがあがる。そば屋『木楽』は、期待ができそう。

 

 

3.そば屋『木楽』のお蕎麦は

午前の仕事でドッと疲れて大量のカロリーを消費したのか、かなりの空腹を満たそうと、私は『かつ丼セット』を注文。

『かつ丼セット』にはお蕎麦とお新香がついてきて、900円。ランチメニューとは言え、なかなか安い。

これでボリュームとクオリティがともなえば、言うことない。

 

ほどなくして、『かつ丼セット』が到着。おお、これはなかなかのボリューム。お蕎麦は、洒落たお蕎麦屋の大盛りに相当するくらい。

かつ丼も、大きなカツがプルンプルンの卵でとじられていて、見た目もガッツリ。これなら空腹も充分満たされそう。

すでにコスパはクリアしたと言っても過言ではない。

 

とはいってもやっぱりお味。

せいろにササっと一味を振りかけて、一口。ゆで加減か、結構な歯ごたえ。しっかりと噛んで、ゴクリとのど越しを楽しめるお蕎麦。

エッジが効いている。自家製粉だけあって、おそばの香りもあり、私好みのコシの良さ。はっきりとしたそばつゆとの相性もなかなかいい。

そば屋『木楽』の主人によると、霧下蕎麦を主に使っているのだとか。霧下蕎麦は、昼間と夜の寒暖差が激しいために、霧が発生しやすい地域で育てたおそばのことらしい。

激しい寒暖差により、そばの実が締まり、おいしいお蕎麦になるのだそう。その霧下蕎麦を、二八で打ったのが、そば屋『木楽』のお蕎麦との事。

 

お蕎麦の美味しさに押され気味だが、かつ丼のカツもサクサクしていて、これまた美味。ちなみに、お蕎麦と(かつ丼の)卵は、栄養価の面でもいい組み合わせ。

おそばは様々な栄養素がバランスよく含まれている食品ではあるが、それでもさすがに万能ではない。

例えば、『ビタミンA』。ビタミンAは皮膚や粘膜、さらには目の網膜を保護するのに欠かせない成分。

免疫機能の向上にも大きく関わっている。ところが、おそばにはビタミンAは残念ながら全く含まれない。

そこで、他の食べ物との組み合わせて補いたいところだが、これにうってつけなのが卵。

卵の卵黄には、480μgのビタミンAが含まれている。2015年版の『日本人の食事摂取基準』によると、30~49歳の男性が1日に摂取するべきビタミンAの量として推奨されているのが、900μg。

つまり、卵黄ひとつで、必要量の半分が補えてしまう。

おそばにはそもそもビタミンB群が豊富に含まれているので、お蕎麦と卵を組み合わせることでビタミンAとビタミンB群をバランスよく摂取することができる。

全国独りそばふりーくのみんなも、“おそばに卵”で健康においしく過ごしてもらいたい。

 

4.そば屋『木楽』の個人的なまとめ

そば屋『木楽』は、亀有駅から歩いて3分ほどのところにある、商店街にあるお蕎麦屋。

 

店内には石臼もあり、清潔。

そして、お蕎麦はコシが強く、しっかりと歯ごたえを楽しめるタイプ。量も多くてコスパは高い。

個人的には、食べログ『3.27』の評価では足りないくらい。食べログの評価は美味しさだけでなく総合評価なので、おいしくなくても、安かったりお店の雰囲気で評価が高くなってしまっている。。。
そば屋『木楽』は仕事帰り、“雰囲気のいいそば居酒屋で、ちょっと”みたいな時に訪れたい店。

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