お蕎麦豆知識

【蕎麦通なら知っておきたい】薬味の正しい食べ方5ステップ

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注文していたお蕎麦が到着。「いただきます!」ドババババ。と、薬味をお猪口に流し込むのは今日をもってやめていただきたい。旨いそばには旨い薬味と食べ方がある。本記事では、そば通なら知っておきたい、蕎麦の薬味の正しい食べ方をステップ形式で紹介する。

ステップ⒈一口目は薬味をつけずにお蕎麦の香りを楽しむ

“蕎麦とは香りと喉越しを楽しむもの”。お蕎麦好きならば一度は耳にしたことがあるかもしれない。蕎麦の繊細すぎる香りを楽しむには、薬味はおろか、そば汁さえ必要ない。

まずは一口。少量手繰った蕎麦をそのまま食べて香りを楽しんでもらいたい。
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ステップ⒉そば汁をお猪口の三分の一だけ注いで三分の一だけお蕎麦につける

蕎麦汁が徳利に入れられている蕎麦屋であれば、ここで蕎麦猪口に注ぐ。ただしお猪口の三分の一にとどめる。なぜなら、蕎麦を食べているうちに薄くなってしまうから。薄くなった時にまた継ぎ足せるよう、初めは三分の一だけ注いでおく。

そしてここでも蕎麦は香りが大事。ドバっと蕎麦を汁につけては香りも何もない。蕎麦の三分の一だけ蕎麦汁につけて食す。
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ステップ⒊ついに薬味の登場!まずはネギをお猪口にIN

三口目にして、ようやく薬味の登場。しかし慌てるでない。薬味皿に乗ったもの全てをお猪口に入れない。まずはネギだけをそっとお猪口にIN。そしてお蕎麦をつけて食べてみる。先ほどとはまた違った奥行きが感じられるはず。
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ステップ⒋わさび降臨!お蕎麦に直接付けて

ついに、わさび降臨!ここで多くの人がやりがちなのが、お猪口にわさびを入れて溶かしてしまう事。わさびをそば汁に溶かすと、わさび自体の香りや辛味がと飛んでしまう。

これまで大事に大事にしてきた蕎麦汁。それはこれからも変わらない。わさびは食べる分だけ、お蕎麦に直接付けていただく。

旨い蕎麦とわさびなら、これだけでも良し。更にそば汁に付けても良し。味や香りの変化を楽しみながら進めたい。
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ステップ⒌薬味は全て食べない

薬味は全て食べてしまわない。残すのか?いや、それは違う。“蕎麦湯のために残しておく”のである。

薬味を残しおくことで蕎麦湯も、そのまま、蕎麦汁割、薬味入りの3種を楽しむことができる。これぞ蕎麦通だ。

まとめ

蕎麦の薬味は少しずつ使うのが正しい食べ方。わさびは蕎麦汁に溶かさずお蕎麦に直接付けて香りを楽しみたい。ただ食事は本来、楽しく美味しくいただきたいもの。正しさばかりに捉われすぎず、自分スタイルを追求するのもまた、“正しい”あり方ではないだろうか。

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