本当に旨い店はどこだ?覆面レポート 東京都 豊島区

東長崎駅|昔ながらの定食屋のような居酒屋のような、気さくなおソバ屋。そば処『いちふじ』

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⒈どこか懐かしくおソバ激戦区でもある東長崎駅界隈東長崎駅|昔ながらの定食屋のような居酒屋のような、気さくなおソバ屋。そば処『いちふじ』

サクっと仕事が終わった気持ちのよい平日。せっかくの時間は、そば屋を梯子。目指すは、東長崎駅。

南側と北側に6つの商店街がある東長崎駅。商店街には、昔ながらの魚屋さんや八百屋さんから、中華料理屋や洋食屋、お蕎麦屋にラーメン屋までが軒を連ねる。どこのお店の料金もリーズナブルで、どこか昭和の雰囲気が漂う。落ち着くなぁ、この感じ。商店街を『B級グルメの街』と言う人もいるらしいが、そんな現代的な表現ではもったいないと感じさせる、温かい雰囲気である。

そういえば、石原裕次郎のものまねをしている『ゆうたろう』が経営しているカフェバーもあるとか。人気メニューは、カレーらしい。芸人仲間もよく訪れるようで、ちょっとした有名スポットになっている。もしかすると、東長崎駅付近には、ひっそりと佇む、名店がたくさんあるのかもしれない。

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2.そば処『いちふじ』について

西武池袋線、東長崎駅から歩いて3分ほど。周囲を見渡すと、お蕎麦屋さんも多い。やはり、東長崎駅界隈は、梯子蕎麦にはぴったりのスポット。まず、向かいの『そば七』で一杯ひっかける。そして、こちらそば処『いちふじ』へ。お店の看板にはどどんと、大きく『そば処』。ここはお蕎麦の激戦区。これくらいアピールしとかないと。その割には、『いちふじ』の文字は、控えめである。

入口の左手には、写真入りの大きなメニュー。『一味違う いちふじのつけ麺』・・・うどんもあるらしい。滑りのよさそうな新しいドアをカラカラと開け、入店。昔はお寿司屋さん?という雰囲気の店内。座席は、テーブル3席と、カウンターのみ。カウンターの目の前が厨房で、中までよく見える。スタッフは・・・ご年配の夫婦でやっている。

壁に並ぶたくさんのメニュー。カラー写真入りの、カラフルなメニューでにぎやかしい。それなりに長い年月を経ているだろうが小綺麗で、どこか懐かしい、落ち着いた雰囲気。町の御蕎麦屋さんで、おやじが独りで、昼間からクダをまくにはちょうどいいお店か。使い込まれたような石臼もあって、おソバ好きの近所のおやじも集まってきそう。

そば処『いちふじ』の営業時間は、11時半から15時までのランチ営業と、17時から0時半まで。お蕎麦屋さんにしては、夜遅くまでやっている。夫婦二人で、深夜まで営業とは・・・さらに、年中無休。すごいな。

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⒊そば処『いちふじ』のお蕎麦は

さてさて、向かいの『そば七』で一皿ひっかけた後なので、ここでは変わりそばを。『しお蕎麦』にしてみよう。あと、砂肝の唐揚げも注文。

しばらくすると、しお蕎麦が到着。お蕎麦に塩を食べる料理。えっ?!ってくらい見た目がシンプル。黒いお皿に、お蕎麦が盛ってあるだけ。おソバはやや細打ちで、平べったい。手打ちの二八蕎麦だとか。

まずはズズズっと一口。なかなかの風味。そして、田舎風のお蕎麦が歯ごたえがあり、塩と丁度いい。ただ、塩をどれほど振りかければいいのかよく分からず、食べ方にちょっと困る。つまみには、いいみたい。

それにしても、砂肝はまだだろうか。もう少し待つことにするか・・・待つことさらに数分、やっと砂肝の唐揚げが運ばれてきた。“つまみ”で頼んだ砂肝の唐揚げ。届くまでちょっと時間かかりすぎな感が否めない。しかし全体的として、オヤジの独り蕎麦には、ちょうどいいお店。

お蕎麦に含まれる注目の栄養素『ルチン』。動脈硬化や高血圧、脳血管疾患や認知症の予防に効果的とされるすばらしい栄養素である。ルチンは、穀物ではおそばにしか含まれないので、当然、二八そばよりも十割蕎麦の方が、ルチンの含有量そのものは多い。しかし、ちょっと面白い論文を発見!

2008年に『日本調理科学会誌』に発表された『ソバ切りの物性に及ぼすルチン含量とグルテン添加量の影響』によると。小麦グルテンを添加すると、茹でたことによるルチンの損失が抑えられるらしい。小麦グルテン添加により、さらに歯ごたえもよくなるのだとか。そもそもルチンは、水に溶けやすい成分で、茹でると多くが茹で汁に溶けだすことで知られている。それが、小麦を添加することで抑えられるとは・・・いずれにしても、そば湯を飲めば溶けだしたルチンも摂取できるので、全国独りそばふりーくのみんなも、そば湯まで楽しんでいただきたい。

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⒋そば処『いちふじ』の個人的なまとめ

そば処『いちふじ』は、東長崎駅から歩いて3分ほどの、夫婦でやっている昔はお寿司屋?風なくつろぎの御蕎麦屋。向かいのそば七で一皿ひっかけた後なので、ここでは変わりそばの『しお蕎麦』を注文。お蕎麦に塩を付けていただく料理。パッと見、えっ?!という位シンプルなそばだけど、つまみ?にはいいみたい。田舎風のお蕎麦は歯ごたえがあり、塩と丁度いい。ただ、塩をどれほど振りかければいいのかよく分からないので食べ方にちょっと困った。あと、つまみで頼んだ砂肝の唐揚げが届くまでちょっと時間かかりすぎな感が否めない。

お店の雰囲気は、昔ながらの定食屋のような居酒屋のような、気さくなおソバ屋。そば処『いちふじ』は、町の御蕎麦屋さんで、おやじが独りで、昼間からクダをまくにはちょうどいいお店か。

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